Room 386

見晴愛や日常について

見晴曲語り その1 「青になれ!」本当は少し切ない曲?

見晴の全キャラソンについて語っていくこの企画
1曲目は「青になれ!」です!

見晴曲の中でもかなりお気に入りの1曲
なぜかセカンドアルバムの My Sweet Days からやっていきます

今の季節にぴったりの「青になれ!」は My Sweet Days の1曲目!
ジャケットは思いっきり冬だけどw

基本情報

曲名:青になれ!
収録CD:My Sweet Days、ボーカル・ベスト・コレクション5
作詞:くまのきよみ 
作曲:宮島律子
編曲:岩崎元是

自分が好きな宮島律子さんの作曲!
このアルバムの代表曲 My Sweet Days も宮島律子さんの作曲です

見晴の楽しい海デート!!

聴けば一耳瞭然!
1・2番の歌詞を見てもわかる通り、見晴との海デートの明るい曲です!

ひろがる砂浜を走れば 右手のコーク揺れる
あふれちゃうよ わき上がる波しぶきに負けない速さで
大胆な水着にドキドキッ! 視線気にしたけど
忘れちゃうね 熱すぎる今年の夏始まるのよ(始まってる)
空と海と夏の青を抱きしめて
身体中をすベて染めてしまえ
きっとそれはひとときだけの楽園
でも心に色は残るよ

突然のスコール それさえうれしいハプニング
はしゃいじゃって飛び込んだ だって海も手招きする(呼んでいるよ)
空と海とあなたの事つかまえて
ぜんぶぜんぶ青に染めてしまえ
きっとそれはひとときだけの楽園
でもかすかな色を残すよ

My Sweet Days を象徴する曲

サックスが印象的な夏の快晴を思わせるイントロ
見晴の伸びる美声で盛り上がるサビ
My Sweet Days の1曲目に相応しい曲だと思います!

My Sweet Days は全体的に明るい曲が多く、見晴の元気で前向きなイメージが感じられるアルバムですが、この明るい「青になれ!」が1曲目に入ることで、よりその印象を強くさせていると思いますね

特に1stアルバムの Dream of you... が冬を連想させる切なくしっとりしたアルバムだったので、1曲目の「青になれ!」が Dream of you... とのギャップを強めてると思います

Dream of you... → My Sweet Days と通しで聴くと「あなただけのFairy」の次に流れるので、ガラリと雰囲気が変わり「こっから2ndアルバムやぞ!」という主張が聞こえます(幻聴

余談ですが、間奏のサックスと、ラストのサビを重ねてクライマックスへたたみ掛けるような展開が狂おしいほど好きです
特にラスサビの1番2番のサビと違うエレキ(南風~♪のところ)が最高にエクスタシー感じます

海デートできてよかったね見晴…

見晴って本編含めてドラマシリーズでもときめきの放課後でも海デートがないんです
(え?パチスロ版?知らないなぁ…)

でもデートの乱入で海で登場するシーンはあるんですよね
海という遠方まで付いてきて水着で乱入するぐらいですからね、きっと見晴は主人公とものすごく海デートしたかったんだと思うんです

これを踏まえて聴くと…

「海デートできてよかったね見晴…( ;∀;)」

てなりませんか?😭
なりますよね?いや、なってください、なれ()

もちろん我々プレイヤー側としても、乱入シーンまであってもデートはできない、という言わば寸止めのようなお預けを食らっていたわけです

つまり見晴としても我々としても念願のデートな内容の曲なのです…✨

本編の夏デート乱入
多分作中で変装っぷりが一番ヤバい

…まぁ野暮なことを言えば、夏デートの乱入は水着姿を見せようというスタッフの心意気なんだと思いますがw
こういうメタ的な要素からキャラを考察するのがときメモの面白いところだと思いますし、特に見晴はその面が強いと思います

何もかも〜許されて〜

シマウマ〜🦓

ただ明るいだけじゃない…?

でもまあ基本は明るい曲だし、かみその考察でしかないから良しとするってことでさ……こらえてくれ

すみません
いやでもこの曲を聴いたことある方なら、少しは"切なさ要素"を感じませんでしたか?
そう、このサビの終わり部分の歌詞ですね

きっとそれはひとときだけの楽園
でも 心に色は残るよ

きっとそれはひとときだけの楽園
でも かすかな色を残すよ

「ひとときだけの楽園」という歌詞、引っ掛かりますよね
「いや単に海というレアなデートだからそう言っているだけじゃないの?」
と言えばそうなんですが、ここはあえて突っ込んでみましょう

単にそれだけではないと思わせる箇所がいくつかあるのですよ
例えばこのCメロの部分

濡れた髪のせいね
あなたいつもと違う
そんな笑顔みせないで
なにもかも 許されてしまうわ

一転してしおらしい雰囲気のあるこの一節
”許してしまう笑顔”という表現は特別変わったものではありませんが、これ、裏を返せば見晴には主人公に対して何か不満があるとも取れます

ではどんな不満なのか?
これは恋愛に関することでしょう
見晴のキャラクターやときメモというゲーム性を考慮すると、、


きっと見晴は本命ではないとか…


主人公が他の子とも遊んでるとか…

そんなところではないかなと思うのです
少なくともまだ見晴と付き合っている関係ではなさそうです
そう考えるとこのデートは見晴にとっては片思いなデートで、次はないかもしれない特別なデート
それこそ「楽園」と言える程に


だから「きっとそれはひとときだけの楽園」とうたっているのではないでしょうか

 

また、ラスサビの歌詞ですが、

空と海とわたしの事抱きしめて
ぜんぶぜんぶ青に染めて欲しい

これまでのサビから夏の青→あなた→わたし と変化しています

  • 1番 :空と海と夏の青
  • 2番 :空と海とあなたの事
  • 大サビ:空と海とわたしの事

次の歌詞も、染めてしまえ→染めて欲しい と変化しています

考えすぎかもしれませんが、これは

  • "わたし"を愛してほしいという思いの表れ
  • この青(楽園)に染めて欲しいという思いが強くなっている

と読み取れませんか?

嫌なことは全部忘れられるぐらいに夏の青に染まって、この楽園に浸っていたい

という想いを感じるのです

でも、そんな切ない想いも悲しく…

気づけばもう過ぎ去ってる南風

楽園の終わりを感じさせます。
いや、もう終わった後なのかもしれません

でも認めたくない、忘れたい、楽園に浸っていたい、だから

だから早く ほら青になれ

と言っているのかもしれません…

でもね…仮に終わってしまうとしても…
見晴の心にはかすかな色を残したんです…😭

 

…そんなことを思いながら聴いてみると、これまでと少し違って聴こえませんか?

青になろう

その見晴愛、練り上げられている。狂気の領域に近い。

とまぁこんな考察をしているのですが、いかがでしょう?

…正直考えすぎだと思いますw

ただ、見晴にとって特別なデートな曲であることは間違いないと思うので、自分もこの曲を聴く時は「青」に染まって聴きたいと思うんです

それが見晴への礼儀なのかなと(は?

だって応援したいじゃないですか?
書いておいてなんですが、そんな切ないデートであって欲しくないんですよ

ですので、切なさ:2、明るさ:8ぐらいのバランスで、
切ない要素はほどほどに頭の隅においやり、見晴の海デートが楽しく幸せであるよう願うような気持ちで、普段この曲を聴いています😌

 

青になれ…!!